昨今PETブームの背景、巷ではTVや本などで多くの愛犬のトレーニング法が紹介されていますが,チョークチェーンやハードカラーを使用してのトレーニング法を「虐待」と言う,動物愛護精神の過剰な愛犬家さん達の誤った情報が出回っています。
私はその情報を耳にする度、「愛犬の事をいつまでも赤ん坊の様に可愛がり、愛犬の日々の心の成長を無視し過保護に扱い、犬という動物や生体をちゃんと理解してあげない残念な飼い主さんが増えているなぁ」と落胆してしまいます。

もちろん!!虐待は許されない行為です!!しかし、チョークチェーンを使用して、瞬発的に刺激を与えるトレーニングは、はたして虐待なのでしょうか?
答えは、NO!です!犬の世界では、母犬が子犬を躾ける時に、首元に噛みつき世の中の良しあしを教えます。この行為は、ボス犬が子分達に教育する時も同様です。
このように、犬の世界では人間の世界より単純で、悪いことをすれば、痛い思い怖い思いをし、成長していくのです。
さて、人間の世界はどうでしょう?! 人間は言葉を発達させ、痛い思いや怖い思いをさせずとも、人に教育ができるようになりました。しかしそんな人間も言葉では止められない人もいます。
そういう人は、世間や法律から罰せられ、痛い・辛い・怖い・苦しい思いをしないと悪いところをなおそうとしない人もいます。
もう、おわかりでしょうか?もちろん、言葉のみでイケナイ事をやめるワンコもいれば、そうでないコもいるということです!
全てのワンコに同じような方法,または褒めるだけ・叱るだけの方法は通用しません!!

愛犬家であればご理解いただけるかと思いますが,犬も人間と同様,同じ犬種・兄弟でも,血統・生まれてきた環境・育った環境によってそれぞれみんな性格が違い、変化します。
大人しく落ち着きのあるコ,活発で暴れん坊,度胸があるコ,すぐシュンとなるコ,臆病なコ,支配性の強いコ、頑固なコ・・・

例えば、褒めるだけのトレーニング方法で,人に危害を加えてしまいそうな攻撃的な犬に,正しい行為には報酬を,許されない行為(人を咬むなど)には無視・報酬なしを行うとしましょう。結果は想像つくでしょうか?
おそらくその犬は,極度の興奮状態から無視・報酬なしが罰ということを気づくどころか、もう事故を起こしてしまっているでしょう。
犬も人と同じように,2度としてはいけない行為、またはそうなる前に、絶対に叱り・しつけなければいけません。
もしそれを怠るとそのコの命に関わるだけでなく、相手の命を奪う事にもなり、飼い主さんまでもが一生罪を背負わなければいけない事になります。

SuperDogは,叩く、蹴る、怒鳴りつけるなどの暴力トレーニングは、一切やっておりませんが、1頭1頭愛犬の性格を見極め,そのコに合った方法で(おもちゃ・おやつを使用するトレーニングや、愛犬の性格・状態によって・チョークチェーン・ハードカラーを使用し)トレーニングを行います。

そして,最終的には飼い主さん自身がそのコのトレーナー(尊敬・信頼・愛される良きリーダー)になっていただく方針です。

~愛犬のキモチがわかる飼い主さん、飼い主さんのキモチがわかる愛犬へ~

これが、SuperDogのモットーです!!